# 最新のコラム
Dr.Mochizuki’ s Column コラム vol.28
日本だけ、ほとんどのワクチン接種が「皮下注射」である理由 -山梨県で多発した病気がその理由です。
望月 吉彦(医療法人社団エミリオ森口 理事長/芝浦スリーワンクリニック 院長)
今、インフルエンザワクチンの接種が、たけなわです。インフルエンザワクチンは皮下注射で行われています。実は「皮下注射でのワクチン接種」は日本だけで行われている特殊な方法です。コロナワクチンは筋肉注射で行う事が求められました。日本の医師、看護師は筋肉注射に慣れていないので、コロナワクチン接種が始まる前に「安全な筋肉注射方法」と題した講演、講義が日本全国で行われました。(図1)