# 最新のコラム
Dr.Mochizuki’ s Column コラム vol.29
日本最初のMRさん(旧称:プロパーさん)
望月 吉彦(医療法人社団エミリオ森口 理事長/芝浦スリーワンクリニック 院長)
今号はMR(Medical Representatives:医薬情報担当者)さんの話題です。今はMRと称されますが、以前はプロパーと呼ばれていました。
呼称が変わったのは、今から約30年前の1991年です。プロパーはpropagandist(宣伝員、布教者)が、元になっています。
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# 最新のコラム
Dr.Mochizuki’ s Column コラム vol.29
望月 吉彦(医療法人社団エミリオ森口 理事長/芝浦スリーワンクリニック 院長)
今号はMR(Medical Representatives:医薬情報担当者)さんの話題です。今はMRと称されますが、以前はプロパーと呼ばれていました。
呼称が変わったのは、今から約30年前の1991年です。プロパーはpropagandist(宣伝員、布教者)が、元になっています。
HIRAKU’s VIEWPOINT コラム vol.29
Hiraku(中村キース・ヘリング美術館ディレクター)
2025年1月、アメリカ合衆国第47代大統領としてトランプ氏が就任しました。その直後となる3月上旬に、政府機関に対して「特定の語彙の使用を控えるように」との方針が出されたと、ニューヨーク・タイムズ紙が報じています。
Dr.Mochizuki’ s Column コラム vol.28
望月 吉彦(医療法人社団エミリオ森口 理事長/芝浦スリーワンクリニック 院長)
今、インフルエンザワクチンの接種が、たけなわです。インフルエンザワクチンは皮下注射で行われています。実は「皮下注射でのワクチン接種」は日本だけで行われている特殊な方法です。コロナワクチンは筋肉注射で行う事が求められました。日本の医師、看護師は筋肉注射に慣れていないので、コロナワクチン接種が始まる前に「安全な筋肉注射方法」と題した講演、講義が日本全国で行われました。(図1)
HIRAKU’s VIEWPOINT コラム vol.28
Hiraku(中村キース・ヘリング美術館ディレクター)
中村キース・ヘリング美術館を擁する小淵沢アート&ウェルネスでは2024年12月、シミックグループでもコンセプトとしている「IKIGAI (生きがい)」を紐解き、言語化するワークショップの第1回が行われました。
Dr.Mochizuki’ s Column コラム vol.27
望月 吉彦(医療法人社団エミリオ森口 理事長/芝浦スリーワンクリニック 院長)
手術は前の晩から始まります。お風呂に入りながら、あるいは寝る前に執刀開始から終了までの手術手順を頭の中で整理します。「前の晩に手術手順を頭の中で整理する方法」を教えてくれたのはO先生です。O先生の手術はいつもテキパキと進み迷うことがありません。
HIRAKU’s VIEWPOINT コラム vol.27
Hiraku(中村キース・ヘリング美術館ディレクター)
2021年頃から、海外ブランドのホテルより、LGBTQ+のゲストやインバウンドゲストの受け入れについての従業員向けトークセッションにゲストスピーカーとして招かれる機会が増えました。今年6月のプライド月間(世界的なLGBTQ+の権利の啓発や認知向上を目指す月間)にも、W大阪(マリオット・インターナショナル)とANAインターコンチネンタル石垣リゾート(インターコンチネンタルホテルズ&リゾーツ)で登壇してきました。
Dr.Mochizuki’ s Column コラム vol.26
望月 吉彦(医療法人社団エミリオ森口 理事長/芝浦スリーワンクリニック 院長)
毎日、お薬を処方します。最近は一般名での処方が推奨されています。お薬の名前は覚えやすい方が良いですね。お薬の名前の由来を挙げてみましょう。正式な由来か不明なものもありますが、面白い命名由来が結構あります。もしかしたらこのような意味合いから来ているのではと推測してしまうものもありますね。
HIRAKU’s VIEWPOINT コラム vol.26
Hiraku(中村キース・ヘリング美術館ディレクター)
近年、世間ではLGBTQ+コミュニティを取り巻くダイバーシティやインクルージョンについてのメッセージをよく見かけます。
Dr.Mochizuki’ s Column コラム vol.25
望月 吉彦(医療法人社団エミリオ森口 理事長/芝浦スリーワンクリニック 院長)
世界中でCOVID-19治療薬が開発されていますが、インフルエンザにおけるタミフルのような薬はまだ見つかっていません。タミフルを世界で一番多く使っているは日本です。世界のタミフル全使用量のうち約75%が日本で使わ れています。
HIRAKU’s VIEWPOINT コラム vol.25
Hiraku(中村キース・ヘリング美術館ディレクター)
中村キース・ヘリング美術館では、現在、アメリカを代表するコスチュームデザイナー兼スタイリスト、そしてニューヨーク・アイコンと して知られるパトリシア・フィールドのアートコレクション展「ハウス・オブ・フィールド」を開催しています。
Dr.Mochizuki’ s Column コラム vol.24
医療法人社団エミリオ森口 理事長/芝浦スリーワンクリニック 院長 望月 吉彦
スマホを使うようになって「指紋」が身近になりました。指紋は犯罪捜査やスマホを使う際の個人識別などにも使われます。我々の生活は、ある意味、指紋で守られていると言っても過言では無いでしょう。
HIRAKU’s VIEWPOINT コラム vol.24
Hiraku(中村キース・ヘリング美術館ディレクター)
世界中の子どもたちに表現の場を提供するこのコンクールは「独自性の高い施設とコンクールを通じて、社会課題を考え発信する場を提供している。世界を対象にアートの裾野を拡げ、子どもたちの豊かな感性を育んでいる」ことが評価されました。
Dr.Mochizuki’ s Column コラム vol.23
アイントホーフェンが作った心電計は巨大です。350kgもあります。記録した心電図は、今の心電図としても使えるほど遜色ないです。心電図記録紙はアイントホーフェンが提唱したものが現在も変わりなく使われています。図2は100年以上前にアイントホーフェンが記録した心電図です。半導体はもちろん真空管もない時代に心電計を作り心電図を記録したアイントホーフェンを心より尊敬します。
HIRAKU’s VIEWPOINT コラム vol.23
Hiraku(中村キース・ヘリング美術館ディレクター)
LGBTQ+関連の活動をしている中で、よく寄せられる意見に「当事者を知らないからわからない」、「何が問題になっているのかよくわからない」といったものがあります。SNSの登場以来、私たちは好きなジャンルの投稿を閲覧し、意見を交換し、また記事やコンテンツの共有などを日々行っています。
Dr.Mochizuki’ s Column コラム vol.22
コロナ禍が続いています。 感染症との戦いは今後も永遠に続くことでしょう1、2)。 今も昔も感染症対策が難しいのは、 簡単に「バイキン(細菌、真菌、ウイルス、寄生虫 etc.)」を 見ることができないからです。 それでは、バイキンの存在がわかったのは いつごろかご存じでしょうか?
HIRAKU’s VIEWPOINT コラム vol.22
Hiraku(中村キース・ヘリング美術館ディレクター)
皆さんは最近SNS上で自己紹介として「he/him」「she/ her」や「they/them」など代名詞が添えられているのを目にしたことはありますか?
Dr.Mochizuki’ s Column コラム vol.21
あまり知られていませんが、コロナ禍において世界中の医療機関はじめ家庭でも使われ多くの人命を救っている機械の原 理を発見したのは日本人です。その人物の名前は青柳卓雄氏、機械の名前はパルスオキシメーター(pulse oximeter)です。パルスオキシメーターは、動脈血にどれくらい酸素が含まれているか(動脈血酸素飽和度:SpO2)を測定する機械です。
HIRAKU’s VIEWPOINT ことばのおもてなし コラム vol.21
Hiraku(中村キース・ヘリング美術館ディレクター)×西手 夕香里(通訳・翻訳修士)
C-PRESSの人気コラム『ことばのおもてなし』の西手夕香里さんと「Hiraku's Viewpoint 」のHirakuさんのスペシャルコラボ第2弾。 今回は、前回ご紹介できなかったこぼれ話や印象的だったエピソードをテーマごとにご紹介します。
Dr.Mochizuki’ s Column コラム vol.20
太平洋戦争中に日本軍はペニシリン製造に成功していた
2021年8 月現在、国内承認されている新型コロナウイルスに対するワクチンは海外製品しかありません。日本はこの分野で出遅れました。今号は太平洋戦争中、日本軍が日本製ペニ シリンの合成や実用化にも成功していたことを紹介します。
HIRAKU’s VIEWPOINT ことばのおもてなし コラム vol.20
Hiraku(中村キース・ヘリング美術館ディレクター)× 西手 夕香里(通訳・翻訳修士)
海外からみた日本について熟知されているお二人に、日本と海外の文化・習慣のちがい、コミュニケーションのヒント、グローバル人材として活躍するために必要なことなど、さまざまな角度から語っていただきました。
Dr.Mochizuki’ s Column コラム vol.19
血栓にまつわるさまざまな話
今回は、「血栓」(身体の中に生じる血のかたまり)にまつわるさまざまな話題をお伝えしようと思います。キーワードは「新型コロナ」「心臓の孔」「頭痛」「テレワーク」「エコノミークラス症候群」です。キーワード同士には少しずつ関連や関係があります。
HIRAKU’s VIEWPOINT コラム vol.19
Hiraku(中村キース・ヘリング美術館ディレクター)
日本で生活していると「英語できません」という人によく遭遇します。しかし、最近では小学生から英語の授業があるそ うですし、街中ではたくさんの英語があふれています。ソーシャルメディアや出会い系アプリに「趣味は英会話」と書く人もいます。言語が趣味になってしまうほどの英語に対する興味は、他の国ではみられません。
Dr.Mochizuki’ s Column コラム vol.18
大動脈瘤「破裂」症例はどれくらいあるのか日本では不明
今号は「死」についての考察です。大動脈瘤という病気があります。大動脈が太くなる病気で、太くなりすぎると破裂します。アインシュタイン、司馬遼太郎などの著名人も、大動脈瘤破裂のために亡くなっています。東京都監察医務院によると、突然死の死 因の4 番目が大動脈瘤破裂とされています。
HIRAKU’s VIEWPOINT コラム vol.18
Hiraku(中村キース・ヘリング美術館ディレクター)
私が日本に住み始め、2020年で6年目を迎えました。日本ではまだ中村キース・ヘリング美術館でしか働いたことがありませんが、この6年間、取引先や関連会社との仕事も経験し、日本での働き方を観察させていただきました。 今回は、私が経験したアメリカ(ニューヨーク)と日本のワークカルチャーの違いについてお話しさせていただきます。
Dr.Mochizuki’ s Column コラム vol.17
他国とかけ離れた日本の喫煙規制事情
あまり知られてはいませんが、タバコに関する重要な情報をお伝えします。一時期話題になっていた、東京2020オリンピック での禁煙に関することです。これは本来、話題になること自体がおかしい話なのです。なお、本稿の主旨は屋内での受動喫煙防止を訴えることにあります。
HIRAKU’s VIEWPOINT コラム vol.17
Hiraku(中村キース・ヘリング美術館ディレクター)
幼少期よりアメリカのニューヨークで暮らしていました。2010 年からはテレビ番組「セックス・アンド・ザ・シティ」や映画「プラダを着た悪魔」で有名なコスチュームデザイナー、パトリシア・フィールドの下で働き、クリエイティブ・ディレクターをしていました。
Dr.Mochizuki’ s Column コラム vol.16
「細菌」が発見されるよりもはるか以前にコレラを収束させた偉業
人類はさまざまな伝染病に苦しめられてきました。そして今もCOVID-19に苦しめられています。伝染 病の歴史で今も必ず語られるのは1854 年のロンドンコレラ禍の鮮やかな収束です。
HIRAKU’s VIEWPOINT コラム vol.16
Hiraku(中村キース・ヘリング美術館ディレクター)
私が育ったのはニューヨークの中でも、皆さんが想像する自由の女神やウォール街とは地理的にも社会的にも真逆にあるブロンクス区。低所得層の黒人やラテン系の人々が多く居住していて、街角には薬物中毒者、ホームレスなどが徘徊し、アメリカ社会からは目を伏せられた場所です。